メゾソプラノ・藤村実穂子(ふじむら・みほこ)さん、
文化功労者に!
「豊かな声量による抜群の歌唱力で、世界の第一線で活躍。」
メゾソプラノ・藤村実穂子さん
2002年主役級としては日本人で初めて
ワーグナーの聖地「バイロイト音楽祭」にデビュー。
その後、同祭に9年間連続で出演し、
メゾソプラノの歌うワーグナーの主役を全て歌い
「現在最高のメゾ」評される。
日本でのオペラ「ウェルテル」のシャルロットは
いまでもあざやかに耳に残っています。
ドイツリートの詩への、一語一語への洞察から
構築される曲のなんと精緻なこと。
その深みのある<声>の豊かなこと!
おめでとうございます。
◆プロフィール
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、
同大学院及びミュンヘン音楽大学大学院修了。
2002年出光音楽賞、
2003年第54回芸術選奨文部科学大臣新人賞、
2007年第37回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞、
2014年紫綬褒章をそれぞれ受賞。