ピカソ「ゲルニカ タピスリー」会ってきました! 世界にたった3点、そのひとつが群馬近代美術館に | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

あのピカソ(1881-1973)の「ゲルニカ」、

その「ゲルニカ タピスリー」が展示されています!

なんと<群馬県立近代美術館蔵>!



世界にたった3のヴァージョンあるだけで、

有名なのは国連の安保理。

その3番目のタピスリーがこの美術館に。

 

毎年この時期に展示されます。

油絵は1937年制作。


《ゲルニカ・タピスリー Guernica Tapestry》

圧倒的な迫力。

1983制作、

モノトーン、

素材はウールと木綿。

縦 328×横 680.cm の巨大画面。



死んだ子供を抱く母親、

 

叫ぶ女、


ちぎれた腕、

ありえない方向にひらかれた指、

 

折れた刀を持つ兵士、


息荒くいななく馬、

ひとの目をもつ牛、



阿鼻叫喚が生々しく聞えてくる。

しばらく釘づけになり動けない。




ピカソのエッチィング「フランコの夢と嘘 Ⅰ Ⅱ」も展示されて。




◆『暗幕のゲルニカ』の原田マハさん、
このタピスリーについて語った記事はこちら 
  https://courrier.jp/news/archives/83977/