白熱の「ラズモフスキー」! 若き獅子たち「レオンコロ弦楽四重奏団」 クラシック俱楽部 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

レオンコロ弦楽四重奏団の

 

ボルドー弦楽四重奏コンクール2022優勝記念ツアーの

 

コンサートが日本では第一生命ホールで催され、

 

ベートーヴェン「ラズモフスキー」をNHKクラシック俱楽部で放映。

 

 

「レオンコロ」の白熱の演奏に魅了される!

 

高い演奏技量はもとより、

 

各人の息の合い方の素晴らしいこと!

 

クレッシェンドにしても、ディクレッシェンドにしても

 

なんとピタッとあわせることか。

 

その色合い、曲の構成力、

 

各人の思いが<音>となって伝わってくる。

 

 

アンコールのクライスラー「愛の哀しみ」は

 

近衛秀健編曲。

 

シュルホフ「5つの小品」第1曲には驚いた。

 

それまでのエネルギッシュであるが、

 

音楽の語法は端正だった演奏から、

 

攻めになって、アグレッシブなこと!

 

じつに面白い弦楽四重奏団、目が離せない。

 

 

youtubeに

 

ハイドン、ベートーヴェン、シューマン、

 

ラヴェル、バルトーク、細川俊夫、ウエーベルンなどアップされて♪

 

 

メンバーは

 

ヨナタン・昌貴 (マサキ)・シュヴァルツ (vn)  


アメリー・コジマ・ヴァルナー (vn)


近衞麻由 (コノエ マユ)(vla)


ルカス・実(ミノル)・シュヴァルツ (vc)

 

 

シュヴァルツ兄弟の母上が日本人、

 

近衛真由は日本オーケストラの祖近衛秀麿の曾孫(!?)。

 

 

レオンコロ弦楽四重奏団は2019年に結成され、

 

名前はエスペラント語の「ライオンハート」。

 

2021年6月のパオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで最高位、

 

翌22年4月のロンドン・ウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクールで優勝。

 

7月にはボルドー国際弦楽四重奏コンクールでも優勝。

 

コロナ後の主要大会で全て最高位を獲得する。

 

23年シーズンからは、複数コンクールの優勝ツアーで

 

欧州内で演奏を重ねる大活躍。