関西「前衛俳句」の俳句誌「夜盗派」、ご存知でしょうか? | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「夜盗派」は関西「前衛俳句」の梁山泊でしょうか。

 

「夜盗派」に所属・関連した錚々たる俳人たち、はこちら。

鈴木六林男、島津亮、三橋敏雄、立岩利夫、

 

東川紀志男、西東三鬼、佐藤鬼房、木村澄夫。

 

 

◆「夜盗派」第1次は1951年(昭和27年)創刊、

 

1960年(昭和35年)に29号で終刊。

 

「夜盗派」第2次は1964年(昭和39年)に復刊。

 

2000年(平成12年) に終刊。

 

 

 

 

 

 

 

 



◆夜盗派は、戦後(昭和23年)、

山口誓子の「天狼」から別れた

 

俳句結社「雷光」と「激浪」の流れを汲む俳句結社。

鈴木六林男の「雷光」は、

 

島津亮・東川紀志男の「梟」を経て

井沢唯夫・立岩利夫「夜盗派」へと変遷し、

卜部楢男の「激浪」は、

 

西東三鬼・三橋敏雄・島津亮の「断崖」へと変遷する。

 




「夜盗派」を立岩利夫さんが編集・発行をされていた

 

1996年~2000年、私も参加していました。