オペラ「修道女アンジェリカ」プッチーニ作曲
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2023年10月の公演。
アンジェリカのイゾットンは少し暗めのソプラノ。
愛する子の死を知った母の絶望を、
それは激しい感情を爆発させ、切々と歌いあげて。
叔母の公爵夫人を歌い演じた齊藤純子は、
歌ではアンジェリカを威圧するかの存在感。
冷徹で貫禄がほしかった。
アンジェリカ、教理に反しての自死に
終幕では光がさし、昇天を暗示する演出が多いが、
粟国演出ではそれは、ない。
アンジェリカは天に帰れないのか・・・
『修道女アンジェリカ』
アンジェリカ:キアーラ・イゾットン
公爵夫人:齊藤純子
修道院長:塩崎めぐみ
修道女長:郷家暁子
修練女長:小林由佳
ジェノヴィエッファ:中村真紀
オスミーナ:伊藤 晴
ドルチーナ:今野沙知恵
看護係修道女: 鈴木涼子
托鉢係修道女1:前川依子
托鉢係修道女2:岩本麻里
修練女:和田しほり
労働修道女1:福留なぎさ
労働修道女2:小酒部晶子
指揮:沼尻竜典
演出:粟國 淳
美術:横田あつみ
衣裳:増田恵美
照明:大島祐夫
振付:伊藤範子
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団