<脚注(フットノート)吉増剛造による吉増剛造による吉増剛造>ライブパフォーマンス! @埋橋文学館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

「フットノートー吉増剛造による吉増剛造による吉増剛造」

 

 

6月24日(土)、吉増さんによるライブパフォーマンスが開催!

 

ステージには透明のビニールに覆われ、

 

硝子のテーブルが置かれる。

 

ハンガーには貝殻、カウベル、

 

美術家若林から贈られたハンマーなどが吊り下げられる。

 

吉増さんのやわらかな口調で語られる

 

言葉ーそっとつぶやかれるなにげない言葉がすでに詩。

 

書かれる文字「皺」、

 

聴衆はテーブルの下からの映像でライブで見られる!?

 

あるいは黄金の砂を撒く、

 

紺青のインクを垂らす。

 

その刻刻と造られてゆく作品を目撃する

 

というスリリングなパフォーマンス。

 

そこに吉増さんの指、爪でテーブルをひっかく、たたく、

 

ゆらしたハンガーからの音まじりあう。

 

詩を熱狂的に朗読をする。

 

ささやく。

 

インクで汚れた指を「皺」と書いた紙で拭く。

 

その紙はさらに皺くしゃになり、

 

「皺」という作品へ!?

 

そのライブの後ろのスクリーには鈴木余置の映像が流れて。

 

現代音楽といってもいい、

 

現代美術といってもいい、

 

このパフォーマンス。

 

じつに惹きつけられた45分!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このライブパフォーマンスをふくめ、DVDになると。