「フットノートー吉増剛造による吉増剛造による吉増剛造」
6月24日(土)、吉増さんによるライブパフォーマンスが開催!
ステージには透明のビニールに覆われ、
硝子のテーブルが置かれる。
ハンガーには貝殻、カウベル、
美術家若林から贈られたハンマーなどが吊り下げられる。
吉増さんのやわらかな口調で語られる
言葉ーそっとつぶやかれるなにげない言葉がすでに詩。
書かれる文字「皺」、
聴衆はテーブルの下からの映像でライブで見られる!?
あるいは黄金の砂を撒く、
紺青のインクを垂らす。
その刻刻と造られてゆく作品を目撃する
というスリリングなパフォーマンス。
そこに吉増さんの指、爪でテーブルをひっかく、たたく、
ゆらしたハンガーからの音まじりあう。
詩を熱狂的に朗読をする。
ささやく。
インクで汚れた指を「皺」と書いた紙で拭く。
その紙はさらに皺くしゃになり、
「皺」という作品へ!?
そのライブの後ろのスクリーには鈴木余置の映像が流れて。
現代音楽といってもいい、
現代美術といってもいい、
このパフォーマンス。
じつに惹きつけられた45分!
このライブパフォーマンスをふくめ、DVDになると。