深淵な藤村実穂子(メゾソプラノ)による「ヴェーゼンドンクの5つの詩」 N交響 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴェーゼンドンク歌曲集』(Wesendonck Lieder)、

 

リヒャルト・ワーグナーが

 

マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩に作曲した連作歌曲。

 

 

藤村実穂子さんの歌唱は言うまでもありません。

 

一音一音、

 

ひとつの詩の言葉の

 

真珠の層がかさなるように言葉が紡がれ、

 

月のしづくのがかがやきを秘める音、

 

そんな声による<歌>、

 

そんな深い淵を表現する声楽家、

 

それが<藤村実穂子>というメゾソプラノ。

 

沁みとおる感銘を受け取って。

 

 

 

 

◆次の5曲から構成されています。

  1. 天使 Der Engel
  2. とまれ Stehe still!
  3. 温室にて Im Treibhaus
  4. 悩み(心痛) Schmerzen
  5. 夢 Träume

 

◆原詩(ドイツ語)と訳詩

  ヴァーグナー Wesendonck-Lieder (biglobe.ne.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マティルデは当時のパトロン・ヴェーゼンドンクの夫人、

 

そしてワーグナーの愛人。

 

<濃密なロマンティシズム>は

 

『トリスタンとイゾルデ』を作曲していたワーグナーに

 

多大な影響があったとのこと。