<萩原朔太郎を朗読する>「およぐひと」 6月17日(金)、高崎コアホールです♪ 『月に吠える』萩原朔太郎・第一詩集、 1917年刊。 「およぐひと」 全五行の詩。 四行が一ページに置かれ、 最終行 およぐひとのたましひは水のうへの月をみる。 次の紙面の中央にあるのが 印象的。 『月に吠える』復刻版 天、アンカット 本の上部、天もペーパーナイフで いちまい一枚、切ってゆく仕様。 復刻版もそのように造られています。 詩を一編一編、 まさに味わうようにたどってゆく。 言葉を彫っているような 活版、 その活字の組み方にも魅かれ詩集です。