<萩原朔太郎を朗読する>「およぐひと」 6月17日(金)、高崎コアホールです♪ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

『月に吠える』萩原朔太郎・第一詩集、


1917年刊。


「およぐひと」

 

全五行の詩。

 

四行が一ページに置かれ、

 

最終行

 

およぐひとのたましひは水のうへの月をみる。

 

次の紙面の中央にあるのが

 

印象的。

 

 

 

 

 

 

『月に吠える』復刻版 天、アンカット

 

 

 

本の上部、天もペーパーナイフで


いちまい一枚、切ってゆく仕様。


復刻版もそのように造られています。

 


詩を一編一編、


まさに味わうようにたどってゆく。

 

言葉を彫っているような


活版、

 

その活字の組み方にも魅かれ詩集です。