前橋の詩人萩原朔太郎、萩原恭次郎から
詩人の系譜があります。
そのお二人
「真下章・梁瀬和夫回顧展」が
前橋文学館で催されて。
真下章さんの朴訥な書、木版画があたたかい。
文学館のホームページよりプロフィールをこちらに。
◆真下章 (1929-2019)
「勢多郡粕川村で養豚農家を営みながら、
養豚の日常や豚の視線から詩作を行い、
1987年に詩集『神サマの夜』でH氏賞を受賞しています。
また、木版画や書にも秀で、
季刊『上州風』での連載は多くの県民に親しまれ、
生前には版画の個展も開催しています」。
◆梁瀬和男(1926-2018)
教員を務めながら、抒情的な詩作からスタートし、
次第に社会的な詩風へと変化しました。
郷土群馬の先達詩人に関する評論活動も積極的に行い、
1986年には評論『萩原朔太郎』を上梓しています。
颯爽と自転車をこぐ姿を詩友たちは印象深く覚えています。