「ギュスターブ・モロー展」昨年のことでした @パナソニック汐留 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュスターブ・モローの展覧会、

昨年のことでしたか。

もう太古のよう・・・

昨夜、シュトラウスのオペラ「サロメ」を観て、

しきりとモローを思っていたところ、

「モロー展」に行ったブログがあったので、

 

再掲いたします。

 
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サロメ&一角獣に会いたくて、

「ギュスターブ・モロー展」へ行って来ました。

パナソニック汐留ミュージアムは初めて。

パナソニックのショールームを通り美術館へと向かいます。



ギュスターヴ・モロー(1826‐1898)

神話や聖書をテーマにし、象徴的な作品。

19世紀後半のフランスで、

とても幻想的絵画を描いています。

そのファム・ファタル(宿命の女)は

 

魅惑に満ちて死へといざなう。

 

 

 

 

出現

 



「出現」、

 

洗礼者ヨハネの首の幻影を見るサロメ。

サロメにしか見えない首から血を流すヨハネ。

ヨハネの驚愕に見開かれた眼、

サロメの視線とヨハネの眼差しは

 

交差することはない。


そして幻獣「一角獣」。

ユニコーンの眼や姿態のあでやかなこと。

油彩・素描・水彩など、70点の展示。

パリのギュスターヴ・モロー美術館から来日しています。


かつて、ギュスターヴ・モロー美術館へ。

地図を片手に昼間のピガールを通り、

住宅街にあるこの美術館を訪れました。

まさにモローが呼吸し、暮らしていた場。

その空間に立てたこと、

いまでもあざやかによみがえってきます。


2019年6月23日(日)まで。

https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/19/190406/index.html