「暁斎×暁翠 父娘で挑んだ画の真髄」 @高崎市タワー美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「暁斎×暁翠 父娘で挑んだ画の神髄」 

河鍋暁斎(かわなべきょうさい 1831-1881)、

暁翠(きょうすい 1868-1935)を

高崎タワー美術館で観てきました。


激動の幕末から明治維新、

 

そして文明開化という時代を生きた暁斎。

そのすざまじいまでの描写力、

その作品は圧倒的。

 

その線のみなぎる迫力。

万博、パリでの「第一回日本美術縦覧会」作品を出品し、

国際的な評価も高く、

建築家ジョナサン・コンドルの師でもある。



暁翠はその暁斎を父とし、

5歳の時の絵手本は暁斎みずからのお手製。

女子美術学校(現、女子美術大学)の教師を務め、

女性日本画家の先駆者といえます。



その画風もさすが親娘、似ています。

暁翠がやや端正でしょうか。

みごとな作品群。

 

もう圧巻です。



3月22日(日)まで。(会期中に展示替え)



◆画像はこちら(中央から下にあります)
   http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019120300028/