「暁斎×暁翠 父娘で挑んだ画の神髄」
河鍋暁斎(かわなべきょうさい 1831-1881)、
暁翠(きょうすい 1868-1935)を
高崎タワー美術館で観てきました。
激動の幕末から明治維新、
そして文明開化という時代を生きた暁斎。
そのすざまじいまでの描写力、
その作品は圧倒的。
その線のみなぎる迫力。
万博、パリでの「第一回日本美術縦覧会」作品を出品し、
国際的な評価も高く、
建築家ジョナサン・コンドルの師でもある。
暁翠はその暁斎を父とし、
5歳の時の絵手本は暁斎みずからのお手製。
女子美術学校(現、女子美術大学)の教師を務め、
女性日本画家の先駆者といえます。
その画風もさすが親娘、似ています。
暁翠がやや端正でしょうか。
みごとな作品群。
もう圧巻です。
3月22日(日)まで。(会期中に展示替え)
◆画像はこちら(中央から下にあります)
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019120300028/