笛田博昭(テノール)リサイタル 今朝、放映! @NHK-BS クラシック倶楽部 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テノール・笛田博昭のリサイタル、

今年6月9日にテアトロ・ジーリオ・ショウワで催され、

会場で笛田博昭のベルカントのテノールを堪能。

そのリサイタルが放映されました。

 

 

 

テノール<笛田博昭>の

その輝かしい声、

きらきらと一音一音が雫となって、

ホールいっぱいに降りそそいで。


プログラムは時代を追っていて、

一部はベッリーニ、トスティの歌曲と

ドニゼッティのオペラ『ラ・ファヴォリータ』のアリア。

トスティの<アマランタの4つのカンツォーネ>

聴くことのまれなこの作品、

2曲目の「そっとしておいて」の印象深いこと。

笛田さんがさらに経験や時間をかさねたとき、

また聴いてみたい曲。


マスネの歌曲とオペラ。

歌曲「エレジー」が切々として。

『ウェルテル』から「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」、

このアリアのよかったこと。

笛田ウエルテルを聴いてみたい♪

さらに

ヴェルディの『運命の力』から

「おお、天使の胸に抱かれている君よ」、


ベルカントから重いものへ、

声がどんどん伸びて、響きわたる、

まさにテノールの輝かしさが、煌びやかな歌唱。

胸板が厚く、頭蓋もじつに良く鳴りそう。


私事ですが、

笛田さんの大学時代の中島基晴先生、

私の発声の師匠。


ピアノはオペラ・アリア、歌曲の伴奏者として

絶大な信頼を寄せられているスカレーラ。



 

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