浜田理恵(ソプラノ)先生・フランス歌曲研究会 @二期会第1スタジオ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二期会のフランス歌曲研究会に聴講してきました。

 

講師はトゥールーズ在住の浜田理恵先生。

 

「言葉のニュアンスと声を両立させるには?

 

~ドビュッシー、グノー、デュパルク」の表題。

 

 

6人各30分で受講生をレッスン。

 

その的確な指示で<声>がみるみる良くなってゆく。

 

声のこと、ラフなスケッチを描きながら、

 

口腔のこと、

 

舌の位置、歯との関係、

 

筋肉の使いよう、

 

母音、子音、そのなかの発音便のさばき方、

 

イタリア、フランスなどのラテン系の言葉と

 

日本語との差異。

 

それによる呼気と吸気、などなど

 

さまざまなことがクリアーになって。

 

じつに充実した3時間でした。

 

 

◆浜田理恵(ソプラノ)プロフィール

 

東京芸術大学及び同大学院終了。
歌を児島百代、中村浩子、イザベル・ガルシザンズの各氏に、
フランス歌曲をアンリエット・ピュイグ=ロジェ、
イレーヌ・アイトフの各氏に師事。

 

フランス留学後パリ市立シャトレー劇場でオペラ・デビュー、
パリ国立バスティーユ歌劇場に
チョン・ミュンフンの指揮オネゲル「火刑台上のジャンヌダルク」でデビュー後、
「カルメン」ミカエラ役を始めとして活躍、
リヨン国立歌劇場では「ラ・ボエーム」ミミを歌う。

 

またトゥールーズ、アヴィニョン、トゥ一ル、サンテティエンヌ、
等フランス各地の歌劇場で「蝶々夫人」タイトルロール、
「トゥラーランドット」リュー、「ファウスト」マルグリット、
「ドン・ジョバンニ」ドンナエルヴィラ、「ティトの慈悲」ヴィテッリアを歌う。

 

またコンサートではブーレーズの指揮で
ザルツブルク音楽祭においてダルバヴィ作品を独唱、
プラハの春音楽祭ではフルニリエ指揮でマスネを歌う。

 

日本においてはフルネ指揮東京都交響楽団「愛と海のうた」「シェラザード」
デュトワ指揮NHK交響楽団「火刑台上のジャンヌダルク」を始め
バッティストーニ指揮東京フィルハーモニー「トゥーランドット」や
新国立歌劇場「トゥーランドット」「カルメン」「ホフマン物語」
若杉宏指揮びわ湖ホール「ドンカルロ」「ジョヴァンナダルコ」
沼尻竜典指揮「ラ・ボエーム」兵庫県立芸術文化センター
佐渡裕指揮「蝶々夫人」等に出演。

 

パリ国際声楽コンクールのオペラ部門第一位入賞、出光音楽賞受賞。

 

画像・プロフィールは浜田理恵CD「優美なる時」より