洋画家中村彝(つね)、ご存知ですか? ◆中村彝アトリエ記念館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

中村彝アトリエ記念館

 

 

 

中村彝アトリエ記念館を尋ねました。

 

中村彝(つね)・1887年 - 1924

 

は大正期に活躍した洋画家。

 

水戸に生まれ、幼くして父や母を失い、

 

長兄にをたより東京へ。

 

軍人をめざすも、17歳で結核となり、

 

軍人を断念し、白馬会など画家を目指し、文展へ。

 

新宿中村屋の相馬愛蔵・黒光との愛憎。

 

相馬俊子との失恋。

 

37歳で死去。

 


大正5年(1916)、新宿区下落合にアトリエを新築、

その下落合に残る彝のアトリエを新宿区が

復元・整備し、平成25年3月17日(日)から

新宿区立<中村彝アトリエ記念館>として公開しています。


木造の建物で、こげ茶の壁板に白の扉や窓枠が映えて。

 

 

 

 

 

 

中村彝 絵画制作

 

 


結核を養いながら、

絵画制作に励んだそのアトリエ、

板敷きにがっしりした木製のイーゼルや

家具調度置かれ、現物は茨城県近代美術館ですが、

彝の息遣いが残るような空間。

 

 

 

 

 

 

 

アトリエ

 

 

 

そこに中村彝の代表作「エロシェンコの像(複製)」が置かれて。

庭の木々の緑が眩しい。

当時の雰囲気の残る建物や調度、

たたずまいがゆかしい。

 

(画像は中村彝アトリエ記念館より)




◆中村彝アトリエ記念館
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/tsune/40357/

 

 

 

◆画像はこちらからも
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1066457-d7151433-Reviews-Nakamura_Tsune_Atelier_Memorial-Shinjuku_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html#photos;aggregationId=101&albumid=101&filter=7&ff=196996328