三島由紀夫『蘭稜王』自筆原稿復元本 @本の紹介 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三島由紀夫『蘭陵王』

1969年発表の短編。

三島の死後、1971年3月5日に講談社から刊行された。

限定1500部(私のは277番。古本市で見つけた!)

自筆原稿完全復元で端整な文字、

そこに直しのあともくっきり。

オキナ製B4判400字詰め原稿用紙(台紙貼付)15葉からなる。




題字は川端康成。

布装。夫婦函。段ボール外函。

復元原稿の蘭陵王のほか、

冊子(16頁)内に、蘭陵王、「蘭陵王」と「最後の一句」(武田泰淳)。

奥付は夫婦函内側底部にあるもの。

 



一葉一葉ながめると、

どこからか横笛の音が聴こえてはこないだろうか・・・


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