前橋駅、両毛(りょうもう)線の駅。
いまの駅になる前の木造の駅舎の写真を
見つけ、とてもとても懐かしくなって。
駅舎の前はブロンズの少女像を囲み、
噴水があって、冬でもほとばしる水を見に行ったりした。
その周りのベンチで時間待ちの友人と
おしゃべりをしたことも度々。
いまはフツーのバスターミナル。
シャーター街への入り口(笑)。
前橋駅の歴史はこちら。ウキより
東京から伸びてきた日本鉄道の路線は、
1884年(明治17年)8月20日に利根川西岸の前橋駅まで到達した。
これは現在の前橋駅とは異なり、
現・前橋市石倉町付近の位置である。
所在地に石碑があり、内藤分ステーション跡と刻まれている。
前橋市街とは利根川によって隔てられていたため、
利根川への架橋が計画された。
日本鉄道小山駅から延伸された両毛鉄道は
1889年(明治22年)11月20日に利根川東岸の現・前橋駅まで開業、
翌12月には利根川に橋梁が開通して、
日本鉄道も両毛鉄道前橋駅まで乗り入れた。
東京方面からの直通列車も運転され、
県都である前橋市の玄関口としての役割を果たしてきた。
駅舎は長らく北口のみであった。
1927年(昭和2年)に建設された洋風木造建築の先代駅舎は、
この当時に両毛線主要駅で建設された同傾向の
駅舎の中でも代表的なものであり、
美しい名駅舎として親しまれたが
両毛線高架化事業によって取り壊され、
1986年(昭和61年)10月16日、
現在の高架駅舎を使用開始した。