シンプルな生活
小笠原での一か月はシンプルな生活、
なくていいものはいらない、
必要なものを必要なだけ、をたたきこまれたような
気がします。
シーカヤックでも
「より長い距離を最小限のエネルギーで」
を何度も意識しました。
TVも見ず、新聞も読まず、携帯もかかってくる以外は使用せず、
食事はメニューにあわせて食材を買うのではなく、
そこにある食材で美味しいメニューを考える。
洗濯も洗剤ではなく塩と炭で、
ネットは天気図、風、波を調べるくらい。
朝は鶏の声で起き、夜は食事の後は、
少しみんなと話をして、10時には就寝。
ネクタイも靴下もつけず、足はギョサンで、
波、山の木立の揺れ、雲の流れる方向を見て
海に漕ぎだす日々。
こういう感覚が街に戻ると崩れてしまう。
でも、それを恐れず何度も学び、何度も崩す。
なので、近々また出かけようと思います。