交響曲の父と言われるハイドンの没後200年に当たる年だそうだ。

こう見えても(どう見えるか知らないけど)、クラシック好きで、父親がモーツァルト好きで自分も小さい頃からモーツァルトが大好きでよく聴いていた。

で、父親がエアチェックで録音していたモーツァルトの父親、レポポルト・モーツァルトの「おもちゃの交響曲」「橇すべりの音楽」を入ったテープ(当時はオープンリール)をくれたのが自分が初めて手にしたテープだ。

で最初はこれを聴いていたのだけど、時代はカセットテープの時代となり、やはりこのオープンリールのテープからカセットテープにダビングすることにした。

そのカセットテープも新品ではなく、そのダビングした「橇すべりの音楽」が終わった後に突然違う曲が流れるのだけど、これも一緒に聴いていたのだった。

で、しばらく誰の何の曲だか知らずに聴いていたのだけど、曲調からしてハイドンだろうってのはだんだんわかって来た。

で、ハイドンって100いくつも交響曲を作曲しているわけなんだけど、どうも有名な曲じゃなさそうだ。で仕方ないのでもう全集買って最初から聴く しかないと思い立ち、たまたまホグウッドの全集のうちVol.4(1974-65)が有って、まずはこれからだと買った中にこの曲が3枚組の一番最後の CDに有った。

交響曲第34番ニ短調だった。

聴くと第一楽章は初めて聴くので第一楽章は上書きされてたのかと。実はそのテープ、第二楽章から入ってたことがわかった。

なもんで第34番を聴く時は第二楽章から聴くことが多い(笑)。

第一楽章は何か重い感じで始まるんだよ。まあ重厚って言えば重厚なんだけど。それに対して第二楽章はほんと明るい。もううきうきにさせてくれるほど明るい。

ちょっと入手困難なのが難点かなあ。

それと、「橇すべりの音楽」はエドゥアルト・メルクス・アンサンブル盤のバージョン(テープに入っていた演奏者はわからない)で、これも今や入手困難。ちょっと前までe-onkyoというダウンロードサイトに有ったんだけど、今日行ってみたらなくなっていた。今手に入る「橇すべりの音楽」は別バージョン。何でこんなに違うのかってくらい曲調が違う。これについていろいろ調べてるんだけど、はっきりしたことがわからないんだよねえ。