からだの声、

ぜんぶ聞けてるかなー

と思う



眠いと感じたら寝る

お茶が飲みたいなら飲む 

トイレに行きたかったら

すぐに行く



なんだそんなこと?

と思うかもしれない



でもそんな些細なことだからこそ

忙しいとかなんとか、

いろんな理由でスルーされがち

最優先されなかったりする



からだの声の

基本なのに



体にいいといわれているもの

ではなく、

そのとき自分が本当に

食べたいと欲するものを

食べる



ピザが食べたい、

しかもデリバリーじゃなく

あの公園近くにある

ピッツェリアの釜焼きの

クリスピーなピザ



ピザを食べたあと

緑の木々の匂いをかぎながら

公園をゆっくり歩きたい



自分のココロから湧きでる

ああしたいこうしたい



それはぜんぶ

わたしの体が気持ちいい、

うれしい、楽しいと

感じること



体の声をきいて

それを実際にやってあげる、

満たしてあげる



でもうっかりすると

毎日の生活や

慌しさにまぎれて



あとまわしになったり

そのまま忘れて過ぎたり



そしてそんなことが続くと

なんか調子が悪くなったり

ちょっとしたことで

モヤモヤしたり

不機嫌になったり。。



だから注意深く、

できるだけ

からだからのメッセージを

取りこぼさないように



それが自分でできる

いちばん基本のメンテナンス

だと思うから









エステをしていると

お客様のお肌から

マッサージする私の手に



その人の押し込められている

感情が伝わってくる時がある



とっても頑張り屋さんで

たくさん我慢して

休むことを禁じていたり



弱音や本音を

押し込めている



でも体とココロは

疲れてクタクタで

ほんとうは泣きたいんだ



小さな女の子のように

かわいいねと慈しんで

抱きしめられたがって

涙をためているんだと



私の手に訴えてくる



私はマッサージしながら

その感情に共鳴して

何度も泣きそうになってしまう









感じることを閉じ込めてしまうのは

いろんな理由があると思う



でもほんの少しずつでも

いいから

からだの声を

聞いてあげてほしい



そこから少しずつ

でも確実に

からだもココロも軽くなるから



踏み出す一歩の足取りが

軽やかになるから







そう信じて

今日も、この瞬間も

私はからだの声に

耳を傾ける