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さかっちのブログ

2020年1月からライフワークでスタバの良さを伝えたく、アメブロ「さかっちのブログ」でスタバファンとして「スタバ店舗情報」を始めました。
今では年間300日以上、お気に入りの店舗や各地のスタバ巡りを楽しんでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三角屋根の木造店舗・ドライブスルー併設「スタバ西東京新町店」。

 

 

ここ東京・西東京市、JR中央本線武蔵境駅からほど近い五日市街道沿いくぬぎ橋北交差点近くに、三角屋根の平屋造り、木造店舗・ドライブスルー併設「スタバ西東京新町店」が、20201125日にオープンしました。

 

敷地には樹齢約300年、高さ約23mのクスノキの大木がそびえ立ち、かつてこの地には約40年間、地元や近隣の方から長く愛されてきた、三角屋根の「珈琲館  くすの樹」が建っていました。

 

しかし、2019415日多くの方に惜しまれながら閉店しました。

 

 

 

「スタバ西東京新町店」のパートナーさんがオファリングボードに描いた、当時の三角屋根の「珈琲館  くすの樹」。

 

 

当時の名店「珈琲館  くすの樹」は、建物の周りには木立が茂って、周辺には緑があふれていました。三角屋根は爽やかな空をおもわせる青い瓦で、外観は赤茶色のレンガ積みの重厚感ある建物でした。

 

すぐ横には青銅色の円錐状の屋根に、外観はサイロの形をした赤茶色のレンガ積みの建物で、季節によってはツタが全体をおおいレトロ感があふれていました。

 

 

 

奥に進むほど広くなっている駐車場。

 

 

スタバは出店にあたり、名店跡地にそびえ立つ樹齢約300年、高さ23m、周囲7m50cmのクスノキの大木からインスピレーションを受け、「木の力強さ」「あたたかさ」などをダイレクトに感じられる木造店舗を造りました。

 

そして「スタバ西東京新町店」では、かつての名店「珈琲館  くすの樹」の客席であたたかみのある空間を醸し出していた太さ約40cmの重厚な丸太柱や、壁付けライトなどを活用し、思い出を継承しながら愛され続ける店舗を目指し、かつ当時の姿をオマージュした三角屋根や外観・内装などのデザインを随所に取り入れました。

 

 

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スタバの木造店舗出店の取り組み

近年、環境負荷を低減し、木材資源の循環に貢献しながら、豊かな自然の未来に思いをはせるきっかけをつくれるよう、二酸化炭素を固定する機能があり、建築材製造時の二酸化炭素排出も少ない木造での店舗を複数出店しています。

 

また近年ますます深刻化する、未利用の国産木材増加という課題にも着目し、国産木材、特に出店地域近隣の木材を積極活用した店舗をここ数年多数出店しています。

 

(参考文献:スターバックス)

 

 

 

「スタバ西東京新町店」店舗正面。急勾配の三角屋根に「STARBUCKS」のロゴ文字の下は店内入口。左横にはイトヒバの木のあるテラス席。

 


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「五日市街道」沿いから店舗駐車場に入ると、左手に樹齢約300年高さ約23mに達するクスノキ(西東京市保存樹木)の大木。

 

右手には店内入口横に、高さ約15mのイトヒバ(西東京市保存樹木)の木。コの字型に囲むようにテラス席があります。

 

店舗前は「五日市街道」をはさみ、小高くなった遊歩道の並木道沿いには、約350年前に手掘りで掘られた「玉川上水」の水路が今も流れています。

 

 

 

五日市街道

江戸時代の初めに、現在の東京都あきる野市の一部であった五日市で生産された炭や木材を江戸に運ぶ道路として、整備されたのが起源とされています。

 

当初は伊奈道、砂川道、小金井桜道などと呼び名も変わり、明治以降に五日市街道と呼ばれるようになりました。

 

今は多摩地区などを通る街道として、東京都あきる野市舘谷台・秋川街道のJR線武蔵五日市駅前交差点から、杉並区梅里・青梅街道の五日市街道入口交差点までの延べ42kmの都道となっています。

                      

 

玉川上水

今から約350年前に玉川兄弟によって造られた、かつて江戸幕府が江戸市中に生活用水を供給するために手掘りで掘られた用水路です。

 

玉川上水は現在の東京都羽村で多摩川の水を取水し、新宿区四谷までの約43kmにおよぶ距離の水路が流れています。

 

今も東京都水道局の導水路として一部が使用されています。

 

 

 

 

 

 

 

店舗正面前に樹齢約300年、高さ約23mのクスノキ(西東京市保存樹木)の大木。

 

 

今では「スタバ西東京新町店」の象徴ともいえるクスノキの大木。

木曽の御嶽神社より植樹されてから樹齢約300年の時がたち、高さ約23m・周囲7m50㎝にも達する大木となりました。枝葉は扇状に広がり、駐車場全体を覆うかのようにそびえ立っています。

 

 

 

夜はライトアップされたクスノキの大木。日中とは趣きがかわり壮観さがあります。

 

 

 

クスノキの案内板。

 

 

 

店内入口横には高さ約15mのイトヒバ(西東京市保存樹木)の木。コの字型に囲むようにテラス席(10席)があります。

 

 

 

イトヒバの木を中心に、コの字型に囲むテラス席。樹木名の由来にもなった細枝や葉先が糸のように垂れさがり、テラス席全体を覆うように心落ちつく空間を醸しだしています。

 

今の季節、テラス席は足元からくる冷えを木製台座が防ぎ、冷たい風を遮るように縦格子や庭木、クスノキの大木の樹皮を表したタイル壁が三方を囲み、寒さがやわらぐ空間となっています。

 

これからの季節の変わり目には、イトヒバの枝葉も新緑をおびてきて白い小さな花が咲き、暑い季節には深緑の枝葉がテラス席を覆いかくすように生い茂り、強い日差しをさえぎりながら涼しさを演出してくれるでしょう。

 

 

 

ライトアップされたテラス席。落ち着いた雰囲気のなかに、心地よい空間を醸しだしています。

 

 

 
 
 
 
 

夜は木造店舗からもれるあかりが周囲を照らし、周辺の樹木などがライトアップされて、五日市街道沿いからもひときわ目立ちます。

 

店舗を訪れた方たちに、心地よい空間と雰囲気を味わうことができます。

 

 

 

テラス席から三角屋根の店舗入口、五日市街道を望む。

 

 

 
テラス席に隣接した縦格子の一角に、スタバ店内利用者の方へ「駐車証明書」や、駐車券の発行機が設置されています。
「駐車証明書」は店舗レジへ持参すると、QRコード付の割引券を発行。精算時に読取機にかざすだけで入庫後70分は無料となります。

 

 

 

ドライブスルー利用者の方は、専用レーンで店舗正面裏手にまわると、注文・受け取り口になっています。

 

 

 

五日市街道沿いの歩道に面した店舗横の駐輪場。店舗正面裏手のドライブスルー出口。

 

 



 

 (店内)へ続く

 


⚫︎スタバ店舗の撮影について

店長さんまたは責任者の方に「個人としてスタバに特化したブログをアメブロに掲載する」ことをお伝えし、注意点を確認したうえで許可を得てから撮影をしています。

またスタバが商業施設内にある場合は、商業施設の建造物や著作物が撮影で写る場合、商業施設に直接確認し、許可を得てから掲載しています。

不明な点がある場合は、スタバ本社相談窓口で確認しながらすすめています。


ブログ内での意見は、参考文献・引用を除き個人的なものが含まれております。スターバックスさんの意見を代表するものではありません。