最近気付いたことがある。
眼科のことを目医者(めいしゃ)と呼ぶ人がいる。
東北出身の僕の周りではたぶん言っている人はいないと思う。
勝手な僕の統計だか、
関東より南ではでは一般的に使うようだ。
話は変わるが、
二週間使い捨てコンタクトを
丁寧に…
さらに丁寧に…
お手入れをして
何ヶ月も使う男がいた。
彼はパソコンを使う仕事をしており、
目は彼にとって鬼のように大事なものだ。
僕は何度も彼に諭した。
「目は大事だからちゃんとキレイにしなさい」と。
彼は
「大丈夫。オレの眼球は鬼のように強いから。」
彼は全くいうことを聞かなかった。
しかし、突然彼の右目は痛みだし、眼科へと駆け込んだ。
医者は
「ちょっと当分コンタクト無理だね…」
彼は言葉を失った。
彼は非常に目が悪く、しかもメガネを持っていなかったのだ。
彼はその日から
処方された目薬を鬼のように注した。
そうしていると、痛みもひき彼は禁止されたコンタクトで
騙し騙し仕事を続けたのだ。
「一週間後にまた来て下さい」と言った医者を無視して…
それから
一ヶ月…。
再発した。
目薬も無くなり、最近は全く注していなかった。
彼もついに自分の目が心配になり眼科に行った。
診察の前、彼は重大なミスに気付く。
彼は禁止されていた、コンタクトをつけて来てしまったのだ。
しかも、そのコンタクトが最後のコンタクト。
ストックはもうなかった。
(そろそろ呼ばれちゃうよ~)
診察の時間が迫っていた。
彼は急いでコンタクトを外そうとした。
「デザモンさぁ~ん!」
名前を呼ばれ、慌てた彼は
最後のコンタクトを外してなくした…
つづく
次回「目が見えていないのを会社にバレずに働く方法」