和歌山県和歌山市毛見にある大正に作られた隧道に行ってきました!
 
現在は国道42号線の新毛見トンネルに取って代わられていますが、現在でも現役で車を通しています!
 
毛見隧道
竣工年・・・1925(大正14)年
延長・・・142メートル
幅員・・・5.2メートル
高さ・・・3.7メートル
土木学会選奨土木遺産、土木学会選近代土木遺産Aランク
 
 
ではまず現道の新毛見トンネルから
 
左が下りトンネルで1971(昭和46)年竣工。右は上りの1994(平成6)年竣工。
 
 
下りトンネルの坑門
 
 
 
 
 
 
変額
 
 
 
さぁ毛見隧道!まずは南側坑門へ!ちなみに幅員の関係で一方通行です!
 
 
 
遠くからでも坑門の美しさが際立つ!
 
 
 
色々と邪魔な物があるが、紀州青石を坑門に使い、装飾部の切石と迫石がピンク系花崗岩で装飾されている美しい坑門!
 
 
 
う~んやっぱり色々と・・・以下自粛!
 
 
 
変額には『和純坤乾』とある。『けんこんじゅんわ』と呼び、意味は天地が調和され平和で穏やかという意味らしいですね!
 
 
では逆(北)側の坑門へ!
 

コチラも基本は同じですね!

 

 

 

やはり美しいですね!

 

 

 

北側の変額の文字が南とは違います!

 

 

 

『道隧見毛』の文字。道の横に何か書いてますね!

 

 

 

大正十四年七月久一書と見える。当時の県知事長谷川久一の揮毫したようですね!

 

いやぁ久々に現役でこんなに綺麗な隧道を見られてよかった!明日は明治隧道の記事になります!

 

では動画を!まずは車載動画!

 

 

そして歩行動画!