世田谷区三軒茶屋にあるシアタートラムに行ってきました。

 
シアタートラム入口 小劇場なので舞台が近く、演者の表情もよく見えていい舞台ですね。青山円形劇場も近く感じますがこちらもなかなかでした。
 
 
 
観てきた舞台はペンギンプルペイルパイルズ#17 『cover』です。2009年に発表された作品の再演となります。


 

シアタートラム

作・演出 倉持 裕
出演
鈴木砂羽
小林高鹿
ぼくもとさきこ
玉置孝匡
近藤フク
吉川純広
谷川昭一朗

あらすじ
釣り人が足に手紙を絡ませたタコを釣り上げる。それは30年前に少女が風船で飛ばした手紙だった。さらに、それを書いた直後に少女は失踪したという。知らせを受けて駆け付けた少女の兄弟たちは、なぜか手紙を持って逃走した釣り人を追跡した結果、姉との再会を果たすのだが……。


全体の感想はテンポよく話が進んでいくし、所々に笑いを入れていくので飽きさせません。ただ、シーンが変わるときのセット替えの時間が長かったので、ソコのところは残念でした。

キャストの感想は、美野千津役の鈴木砂羽さんは好きな女優さんです。この人はやっぱ上手いですね。安心して見ていられました。カーテンコールの時に「ありがとうございました」と口が動いていたのは感謝の気持ちを忘れないという心がけは素晴らしいです。

美野慎平役の小林高鹿さんは初めましてなんですが、ちゃんと弟の役を演じられていて、まぁ最後には「ほにゃらら」なんですが、とてもいい役者さんですね。

美野隆輝役の近藤フクさんも初めましてでしたが、難しい役どころをしっかりと演じられていて、とても良かったです。

鳥塚兄弟の兄の勝役の玉置孝匡さんは「声がでかい」という印象が残りました。それだけではなくこの人も上手いです。

弟の信樹役の吉川純広さんは鈴木砂羽さんの旦那さん。若いねぇ~やっぱ。ん~なんだろ、あまり印象に残らなかったです。すいません。

有福久乃役のぼくもと さきこさんも初めましての方。この人もイイです。上手いです。ちょっと違った役で観てみたいです。

万田勇悟役の谷川昭一朗さんも初めましてかな。いい仕事してます。この人も上手いですね。

ネタバレしないように書きましたが、最後は観た人がそれぞれの感じ方で観かたが変わってくるのかなと思いました。もう一度違った目線で観たい作品だと思いました。

ちなみに公演は2月17日までとなっています。当日券はどうだろ~立ち見で出るかもしれないです。要確認です。

最後にキャストの今後の予定を