煉瓦づくりの名越隧道は普通に抜けて逗子隧道も問題なく信号は青、FC3Sの車内のカーステのカッセットテープから聞こえて来るのはB'zの「BAD COMMUNICATION」の稲葉の声。
そして小坪隧道に入った途端にカーステが止まった・・・
そう、小坪隧道(トンネル)は神奈川県下でも有名なお化けトンネルで、雑誌やらテレビで散々取り上げられてきた場所であり、夏場は肝試しでサリーちゃん館などとセットで恐れられてき場所である。
20代前半の若い自分は「やべ~カーステ止まったよ!」とビビったものである。まぁ後でカーステは単なる調子が悪いだけで、たまたま場所が化けトンだっただけの話しなんですが(笑)
しかし、あの頃は夜中は地元はおろかタクシーも通らないと恐怖心を煽ってましたが、実際は普通に車も通れば地元の方も通行します。何のことはないただの旧国道134号、現県道311号の重要なトンネルです。まぁ肝試しに来た女の子をナンパしに行ったことなどはありませんよ(w
さて、前置きが長くなりました、下に写真を上げていきます。まずは名越隧道から。

名越隧道 竣工1883年(明治16年)、延長64.2m、幅5.5m、限界高3.9mの隧道で、昔は鎌倉は山と海に囲まれた場所で、三浦半島方面とは名越の切通しなどの山越えの狭い道しかなくて地元の方々は荷物等の輸送に不便を被っていた。
けど当時は公的に新道を作ってくれないので、近辺の有志らが立ち上がり募金等を募って工事が行われ、半年後(すげ~)の1883年に小坪隧道とともに完成した。
費用も当初予定していた額の3倍ほど掛かったが、寄付金でまかなったらしい。
半年の工期から見ると、いかに早く隧道を通そうという思いが強かったのかが忍ばれる。きっと最初は人や牛車などが通れる狭い素掘り隧道で」あっただろうが、今の煉瓦作りは大正になって改修されたようです。ちなみに三浦半島(浦賀道)に最初に掘られて隧道であるらしいです(ほぼほぼウィキからの受け売り)。

変わって逗子方(小坪)ポータル 本来の煉瓦抗門の前に新しくコンクリートで巻建てられてます。

洞内からも確認できます。逗子側が改修されたのは2000年頃です。
そして小坪隧道です。

小坪隧道
竣工1883年(明治16年)、延長113m、幅5.5m、限界高3.9mの隧道 で、歴史は名越隧道とおなじです。こちらのほうが延長が長いのと、化けトンと呼ばれています。

扁額はありません。洞内は改修されて新たに巻建てられています。

逗子方ポータル 堂々したポータルでいいです。
2本の隧道を紹介しましたが、実は間にもう一本の隧道(逗子隧道)があります。こちらは1966年(昭和41年)に完成した新しいトンネルで、名越と小坪隧道の間にあった尾根を迂回する道を新たに尾根を掘削して作ったトンネルです。
また、現国道134号の飯島トンネルと並行して小坪隧道があります。こちらも竣工が1913年(大正2年)の古い隧道ですが、普通のコンクリートの隧道です。しかし狭く路線バスが通りますので注意が必要です。
最後に名越、小坪両隧道は日本の近代土木遺産に選ばれています。





