ぶっちゃけ、もてはやされるラーメン店主。

ラーメン店主がチヤホヤされ過ぎとる。


もちろん素晴らしい人格者で凄い技術者の店主さんも沢山いるし、正当な評価だとも思うこともある。


…が、、、俺はというと、、、

ギャンブルもやるし、酒を飲んで愚痴もこぼせば管も捲く。
決して褒められるような人間じゃない。




溜まりに溜まったものを抜くための日。

そんな日は決まって

やきとり屋横丁。

この日も大盛況で無理矢理席を作ってもらって入れてもらえた。ありがとうございます。

基本、全部おまかせ。




くだまきタイム。

この街も新進気鋭のラーメン屋がどんどん増えて言わば激戦区。
正直なところ、右向け右、左向け左な流行りものにはついてけないっすわ。


てな感じで俺の負の部分を、ここの女将は全部聞いてるわけで。







居合わせたお客さんに言われたんだ。

俺、食い物にはうるさいけど、キミの作るラーメンは俺が食いたいラーメンなんだよ。
そうそう、これこれ!みたいな。
俺の娘も連れて行くといつも喜ぶんだよ。
世代関係なしで喜ばれるって凄いよ!


みたいなことを。
お互いに酔っ払ってたのだが、なんだか恥ずかしくなるくらい褒めてもらえて。


気分が上がれば、どんどんいっちゃうよね。




このあと、二軒目、三軒目の締めまで行っちゃって。













んで翌日、ガッツリ二日酔いの状態で店に立つラーメン店主。

やっぱり褒められるような人間じゃないわな。