最近お客様で身内の方が亡くなった相談者が多いです。
私は鑑定する際必ず特に気になる事や聞きたい事ありますか?
とお伺いするのですが、たいていの方が
仕事や家族の事・・・
これからの将来・・・
等抽象的というか大きな枠組みで的を絞らず回答してくれますが、
一番多いのが
特にありません。
と言う答え・・・
特にありませんと言われれば、宿命をかえし、その時感じた事を
お話させていただくのですが、何となく
その方のお母様の事が気になり
「お母様は?」
と聞くと先月お亡くなりになっていたり、つい最近入院されていたり
それがここ最近何件も続いてしまい、鑑定以前にお客様の
心の動揺を落ち着けることが優先になってしまいます。
皆さん最後は笑顔で帰っていただけるのですが、お客様同様
私自身お客様の潤んだ瞳を見ていると、亡くなった母の思い出が蘇ってきます。
最近は、亡くなった母と共に時間を過ごすことが多いです。
明らかに死を意識して鑑定に来られている方も少なくないです。
この短い時間で相談者の意識を変えられるのか、運命を変えられるのか・・・
今日は南舟橋のショッピングモールで鑑定をしていましたが、
立て続けに何件も
「家の中に何かいるんです・・・それから調子が悪くなって」
という共通の相談が続きました。それぞれ現象は違うのですが・・・
最近は、風水といわゆる霊現象について良く考えます。
風水や方位を見るのは、霊現象が何もない事を前提に鑑定します。
あんまり詳しく書くと怪しくなってしまいますので、割愛させていただきますが、
お客様がその事で私のところに相談に来られるのも何かのご縁ですし、
お客様にとって何かヒントを得られる機会なのかも知れません。そして
私にとっても何かのメッセージである事は明らかです。
占いと一言で言っても私にとっては一言では言い表せないものです。
大体の事が読めてしまいますし、分かってはいるのですが、
そこに「人の感情」は必ずついて廻ります。
鑑定内容をどうお伝えするか、何を求めてお客様は鑑定に来れらるのか
例え1000円の手相であったとしても責任は重大に感じていますし、
感じさせられるこの頃でした。