「進化」という言葉を聞いたとき、大人ならすぐイメージしますよね。

それでは、進化ってどういうことって聞かれたら説明できますか。

生きているといろんな問題があります。
ブッダなら苦と言うかもしれません。

問題を解決するためにもがいたり考えたりします。

問題が解決したとき、私たちは何らかの能力を獲得して、成長します。
人類全体で、それが起これば進化です。

良く考えると、それは適応という行動です。

つまり、進化とは適応であり、問題解決目標がない進化などありません。

どういう問題があるかに進化は拘束されます。

問題のないところに進化は起こりません。

人それぞれ、種それぞれに課題があり、全ての課題に直面している存在はありません。

覚醒したり悟ったりといっても、単にその人がその人の問題を解決しただけです。

波動が上がれば上の次元に上昇するなどと言う考えは馬鹿げています。

幅広い問題を解決する能力を身につけることが、意識の上昇でありそれ以上ではありません。


進化とはたんに適応の結果だと思います。


かってサルのように森に住んでいた人類は森を追われるという問題に直面しました。

平原での生活の問題克服のために、人類は二足歩行を獲得し、手が解放されたことによって、以上に脳が発達しました。

もともと、生物は進化プログラムを本能として持っていて、問題が起こった時に、その能力が発火します。


もし、あなたが今問題を抱えているとしたら、成長するチャンスです。


問題として意識できなけなければ成長は起こりません。


物事を問題化して見ることができたとき初めて、わたしたちはその解決策を見つけ出すことができます。


子供は「どうして?」とよく聞きますよね。
物事が問題化して見えているわけ出す。そして答え探しをして成長します。


問題があり、それに適応(回答)することが進化(成長)の原動力だと思います。