エネルギーと聞くとあなたはを思い出しますか?

火が燃えているところ?

誰かがバーベルをもちあげているところ?


電気、それとも石油・・・?


もっといろいろあると思います。

ところで、エネルギーの本質ってなんでしょう?


たぶん、エネルギーが働いたところに変化を及ぼすことですよね。


すべてのものがエネルギーをもっていて、お互いに変化を与え合っている。

それで、世界は動いている。


触覚で感じるエネルギーと視覚で感じるエネルギーは違う。

エネルギーの形は様々で、いつか生命という形をとりました。


私たち人類が、現在の視覚を獲得するまでは、世界は違ったものでした。


もっと前は闇でした。

目から入ってくる情報を解析して、脳内のディスプレイに、現在私たちが見ているような現実を描きだすようになりました。


私たちが見ている現実は、脳内のディスプレイに映った、映像を物理空間に投影しだされたものです。


脳の解析の違い、つまり思考の違いによって、私たちの見ている現実はそれぞれ違ってきます。

いうなれば、それは仮想空間で、その中に生きると同時に、エネルギーで満たされた物理空間の中に、ひとつのエネルギー体として私たちは生きています。


すべてのものは、他に変化を与えるエネルギーであり、それは思考も変わりません。

思考のエネルギーは現実を変えてゆきます。

日々、考えながら行動し、世界には働きかけています。

思考があって、人間は働きます。

仮想空間である思考の世界にまず生きていて、物理空間に働きかけているわけです。


真っ暗闇のエネルギーだけの世界に、光を与えているのは、私たちの思考であり、この光の世界は、進化の途上で獲得した視感覚に支えられているわけです。