あなたは、潜在意識が現実に起きていることと、想像上の出来事の区別ができないという話を聞いたことがありますか?

そればかりでなく、潜在意識は自分と他人の区別もつきません。

なぜか、潜在意識にとってはすべてが一人称なのです。

イエス・キリストの時代には、潜在意識という言葉はありませんでしたが、その働きについては気がついていました。

神という喩えで語られてきました。

天は自らを助くる者を助く・・・・・
これは、潜在意識の無限の力を表現しています。

汝の隣人を自分自身のように愛せよ・・・
これは、潜在意識が一人称しか理解しないことを意味しています。
誰の潜在意識も、そうですから、ある意味ワンネスですね。

潜在意識は、顕在意識の思いを実現しようとします。
それが潜在意識の役目です。

「思考は現実化する」はナポレオン・ヒルの言葉ですが、これも潜在意識の働きを言っています。


どんな思考であれ、潜在意識にとっては、主語は常に自分であり、すべての思いは自分に返ってきます。


天に唾をはけば自分のところに落ちてくるという譬えがあります。


他人や、環境を批判することは自分を批判することです。

そうすると、自分を愛するとはどういうことかわかってくると思います。


自分を愛することは大切といいますが、自分を愛するとは、すべてを愛することという事になるのではないでしょうか。