プログラムは条件付けを集積したものです。

プログラムを組んでしまえば後は自動です。

生き物も、プログラムによって生きています。
本能プログラム以外にも、後から条件付けることができます。

あなたも、パブロフの犬のことは知っているでしょう。

同じことを繰り返していると、そこに条件反射が形成され、無意識の習慣が形成されます。

それは考え方においても同じです。

何度も同じ考えを繰り返していると、プログラム化され無意識化します。

プログラム化された思考を信念と言います。

そのプログラムにとって想定外のことが起こると、それを問題と言います。

問題を解決するとプログラムは書き換えられ、成長進化します。

もし、問題が解決されないと、その問題に苦しみ続けることになります。

そして、問題は外にあるのではなく、プログラムの未熟さにあります。

あなたの無意識下の思考があなたの成長を妨げているかもしれません。

外部に問題があるように見えますが、外部には問題はなく、あなたの思考に問題があるのです。

愚痴を言うことによって、その問題は見えなくなってしまいます。
愚痴は問題を他人や環境のせいにすることだからです。

問題を解決するには、自分の抱いている信念と向き合う必要があります。

一度できあがった、プログラムをもう一度意識下に置き、再考する必要があります。

武道などでは、型を何度も繰り返し、条件反射化し無意識化します。

それによって、技がひとりでに出てくるようになります。

しかし、もう一段上のスキルに登るためには、無意識のスキルをもう一度、意識化し、再検討する必要がある時もあります。。

そのまま、いくら続けても、出来上がっているプログラムが邪魔をしてスキルアップすることができない場合もあるということです。

新しい問題が出てきた場合、それはプログラムにとって想定外のことであり、そのプログラムを見直して書き換えない限り、問題は解決しません。

外部にばかり目を向け、精神的に苦しみ続けている人たちがたくさんいるようです。

問題は、自分の思考、それも無意識化した信念にあります。

あなたの現実が、あなたの思考の現れである以上、思考を変えることによってのみ、あなたの現実を変えることができるとゆうことです。


思考は現実化する。とナポレオン・ヒルも言っていますね。