前回の記事読んでいただけましたか?

日本人60%にその傾向があるとありましたね。

私も若い頃は完璧主義でした。
完璧主義もたぶん、その傾向だと思います。


アダルトチェルドレンのトラウマをもっているかどうかは見た目だけではわからないと思います。
悩みを訴えられて始めてわかるって感じだと思います。


アダルトチェルドレンという言葉に対する、あなたのイメージはどうでしょうか?


この言葉を始めて聞いた頃、こんなふうに考えていました。


「大人になりきっていない人」、自我の発達が不完全な人だと思っていました。
ですから、行動などを見るとすぐに分かるって・・・


最近理解したことはこうです。


逆に、小さい頃に一生懸命大人の役割を環境によって強いられた人たちと・・・


なにせ、子供ですから情報不足・・・


間違った認識で信念を作ってしまった。


「かわいそうだから、自分がなんとかしてあげなくては」と思っていた大人の本人たちは、実は不幸でも、かわいそうでもなく、幸せだった。


それが前回紹介した本「ダメなあいつをなんとかしたい」のテーマでした。


正常な心は段階を踏んで形成されるようです。


子供のころは、子供として生きる。
大人になったら、大人として生きる。


人類がプログラム化してきた、平凡な家庭、その環境の中で自我は形成されてゆく必要があるようです。

私たちの精神の発達は、それもあわせて、すべて教育ですね。人類が文化として情報を蓄えてこなかったら、私たちのはこのように世界をみたり、感じたりできなかったはずです。


どうやら私たちは遺伝子をとおして、一つのようです。


アダルトチェルドレンは、出来損ないの大人ではなく、高性能プログラムのちょっとした不具合であるようです。


大人になりきれない子供ではないようです。