心屋仁之助さんの本を散歩の途中に買ったことはこちら記事で書きました。

この本を読み終わって、「これって、アダルトチルドレンじゃない?」と思い、改めてアダルトチルドレンのキーワードで検索してみましたら、分かりやすく書いてあるウェブサイトが出てきました。

http://www.geocities.jp/niwaiin/C4_14.htm

日本人では60%も、この傾向があるそうです。
忍耐や、一生懸命が美徳の日本文化の影響もあるようですね。

人間は社会的動物ですから、自分が集団の中で認められていないことは、死の恐怖に繋がるのだと思います。

だから一生懸命になって認められようとする。
一生懸命になるのは本能ですね

危険を感じると、一生懸命になって対処しようとします。

小さい頃に、まわりに愛を感じないと、この状態なのでしょう。

どうしたら認められるか?どうしたら愛されるか考えて行動しているうちに、その思考がプログラム化され、そのプログラムがアップデートされないまま大人になってしまった。

その隠れた思考が衝動となって行動を起こしている。

その満たされない思いである衝動が襲ってきた時にパニックに陥る。

本人にはその原因がわからない。
信念となって見えなくなってしまった思考がそこにあるから。


やはり、問題は思考にあるようです。
思考とは情報処理。

子供には状況を的確に把握する思考能力がありません。
小さな自分がなんとかしなければと思っていた状況は、まわりの大人たちにとっては、むしろコンフォートゾーンだったのです。意外とその状況に幸せを感じていたのです。

実際にはなかった問題を、問題化し、それがプログラムとして定着してしまった。

そのプログラムが、なんらかの刺激によって動き出す。

そうすると危険に直面したかのように、心も体も戦闘状態になってパニックになる。
それは、忘れ去った過去につながった何らかの刺激にであったときに起こります。

条件反射で起こるので理由がわからない。

でも、根底にあるのはプログラム化された過去の思考である思い込み。

自分にどんな思い込みがあるか、心屋さんの本が教えてくれるかもしれません。
訳もわからずに、極度の不安に襲われたりするかたにおすすめです。