人が行動することにより、その人の行動の裏にある信念が強化します。

ですから、習慣を続けると、その習慣の裏にある信念がなおいっそう強化されます。

それによって、人はなかなか習慣から抜け出すことができなくなります。

信念が強化されればされるほど、潜在意識は現状をコンフォートゾーンと意識し、現状を変えることに抵抗します。



習慣的行動はプログラムされた思考によって無意識的に行われます。


思考にしろ、行動にせよ、同じことを繰り返していると、習慣化します。
習慣化すると無意識化します。


習慣化された思考は、無意識化し、その思考が作り出した習慣的行動だけを自動的に繰り返すようになります。パソコンでいうところのプログラム化です。


習慣化した行動は、無意識化した思考であり、行動をすることによって、その行動に裏にある思考を信念化し強化します。
そうして、習慣的に行動すると事は、習慣的に同じ思考をすることと同じことになります。


なぜこういうことが起こるかというと、パブロフの犬のように、人間においても条件反射を潜在意識が作りだす、つまり、何度も同じように起こることをプログラム化することによって効率化する働きがあるからです。


プログラム化された思考は、トラウマとなったり、メンタルブロックとなったり、私たちの正常な成長を妨げます。


行動も思考であり、行動や環境を変えることは、新しい思考を取り入れることになります。
新しい思考をとりいれて繰り返せば良いのです。


言いたかったことは、思考がなかなか変えられなかったら、行動や環境から変えてみてはいかがでしょうかということです。


あなたの一番の敵は、あなたの無意識化した信念かもしれません。