わたしたちは、潜在意識、顕在意識と言って、二つの存在があるかのように考えますが、
これれは命という一つのものの働きです。

段階的につながっていて、表層の意識と深層の意識があるということで、認識の便宜上二つ別々の存在としているだけで、きっぱりと二つに分けることはできません。

ひとつのものが言葉で認識しようとすると二つに見えてくるわけです。

二つに見えたものの一方を、また二つに分けて見ることもできます。


二律背反して見えるものは、本当は統合された何らかの存在です。


戦争と平和

善と悪

等々・・・

人間と神もそうでしょう。
人間と神も合わせて一つのものです。


現実を相当抽象化して作り出した、それらの言葉の内容の実体はありません。


あなたと、私を統合すると人間ですね。

人間と神を統合すると、名前をつけようがありませんね。

ワンネスとでも言っておきましょうか?



言葉という認識の道具は、創造のために使うものであって、苦悩するためにあるものではないと思います。


思考は改善や創造のために使いましょう。


さて、思考って何でしょう?