私たちの心の中には、ふたりの自分がいます。
普通の意識と
深層の意識である潜在意識です。
いつも二人は話し合っています。
たまに、独り言をぶつぶつ言って歩いている人を町でみかけます。
実際には、思考の内容を口にしているだけです。
口に出さなくても、私たちは同じことをしています。
思考とは、潜在意識と顕在意識の心の中での会話です。
顕在意識の意識とは、潜在意識から一時的に持ち出したデータです。
これもコンピュータに喩えられます。
もともと、データはハードデスクに蓄えれれています。
パソコンを立ち上げると、ウィンドウズなどのオペレーティングシステムが自動で立ち上がりまするようになっています。
パソコンを知っている人は、ハードディスクの容量のほかに、メモリーの容量を注目します。
メモリーは、仕事をするときのテーブルのようなものです。
仕事をするときに、道具や材料をテーブルのうえに置いてするのと似ています。
メモリーの容量が大きいと、テーブルが広いのと同じで、たくさんのものを同時に並べておくことができます。
パソコンでも、同時に複数のプログラムを立ち上げておくことができますね。
そうすると、切り替えるだけで同時進行で仕事ができます。
モニターをダブルにすれば、同時に二つのプログラムを確認できるので、なお効率があがります。
思考とは、私たちがパソコン上でやっていることと同じです。
潜在意識というハードディスクから意識上にデータを読み込んで、さらに潜在意識の中のデータベースとやり取りをしているのです。
読み込むとは、潜在意識にある一部のデータを、顕在意識の短期メモリーに一時的にコピーして貼り付けることです。
だから、こころは、コロコロ変わります。
コロコロ変わるからココロと言われるようになったようですよ。
怒っていた人が、次の瞬間笑っている・・・
笑っていた人が次の瞬間泣いている・・・
ありえます。
私たちの心というコンピュータはスーパーであり快速でありまうから・・・
表層の自分と深層の自分。
どちらも自分自身です。
そして、パソコンに似ています。
ウィルスに汚染されたプログラムを意識に読み込めば、苦悩の中でのた打ち回ることができます。
快適に暮らせるためのプログラムを常に意識に読み込んでいれば幸せになれます。
それは、あなたが、どんな思考を支持するか、どんな言葉を発するかにかかっています。
あなたの中の二つの心の司令塔は顕在意識です。
潜在意識は、ただ顕在意識の判断に従っているだけです。
顕在意識が「できない」という言葉を発すると、
潜在意識は、その理由を限りなく探し出そうとします。
その結果、新しいことはなにも起こりません。
顕在意識が「できる」と確信すれば、潜在意識は創造的に働き、目標を達成させるための材料をつぎつぎと探し出しますy
私たちの本体は潜在意識であり、自動成功装置であります。
確実に目標を潜在意識に伝えれば、それを実現しようとします。
それが「できない自分」であったとしてもです。
「できない」という指令をださないことです。
潜在意識はそれが良いことが悪いことか判断できないからです。