潜在意識は検索エンジンロボットのようなもの

潜在意識は検索エンジンに似ていると思います。


検索エンジンとはデータベースであり、入力したキーワードに対して検索結果を表示します。


潜在意識は莫大な情報を蓄積していますが、顕在意識はそれを意識できません。
心の検索結果に現れて始めて解かります。


紙に書くとか、いろんな方法で外部に記録しておかないと、忘れてしまう事もたくさんあります。
常にメモ帳を持ち歩いたりして、記録をとり本などにまとめる人もいます。


何回も検索しているものは、常に意識できるようになります。
引き出しにしまい込まないで、机のうえに出したままにしておくようなものです。
ワーキングメモリーといいましたか。

パソコンならデスクトップというフォルダに置いておくと常に目にするので忘れません。


会話をしている時にも、次の言葉が自動で出てきます。
相手の言葉やシチュエーションが入力されているので、潜在意識が次の答えや行動を提示します。


私たちの意識が意識したことに対して、潜在意識が常に答えを出そうとします。


はっきりした目的がないと、答えも出しづらいでしょう。


とにかく、私たちの顕在意識と潜在意識は一緒になって働いています。


私たちは９７％の潜在意識と３％の顕在意識でできていると言われています。
意識できないだけで、いつも一緒に働いています。


潜在意識のデータベースには、自分で考えた考えの他に、自分以外の人の思考も入っています。


潜在意識が出した答えは、自分の考えのように感じますが、自我が確立する前に蓄積された言葉や思考は他人のものです。

どのみち、言葉や思考は外から入ってきて潜在意識に蓄えられたものです。


思考とは、そのままでは誰かの考えです。
一度、疑って、自分の言葉で考えることで本当の自分自身になってゆくのではないでしょうか。