コンフルーエンス

コンフルーエンスとは、『融合』という意味で、F・S・パールズがゲシュタルト療法という本の中で使っている言葉です。

なぜこの言葉を持ち出してきたかというと・・

私たちの『意識』というものは、もともと4次元とか5次元に永続的に存在しているものではなく、成長とともに形作られてくるということを言いたいためです。

私たちが新生児のときには、私たちはコンフルーエンスという状態にあります。
自己と他者の区別がつかない状態です。

この境界を認識してゆく過程が自我の発達です。
それによって言葉を覚え、思考をすることができるようになります。

自分本位の考えをするのも自我の働きです。
他人本位の考え方をするのもこれまた自我の働きです。

つまり、思考の元、顕在意識を支えているものが自我です。


自我やマインドを否定しているスピリチュアルリストたちは自己撞着の中にいることになります。


信じて、熱意を持ってしまえば、人々に影響を与えてしまうので困ったものです。
今でもスピリチュアルブームは去っていないのでしょうか？


このブログを立ち上げた頃は、私も結構はまっていましたが、人間成長するもので飽きてしまいました。


健全な自我の成長と、正しい思考を追求することだけですべて足りるのではないでしょうか。