カルトとオカルト

これらの言葉を聞くとそれなりのイメージは浮かびますが、それぞれどういう意味なのかを意識したことはありませんでした。

ある本を読んでいまいたら、「カルト=儀式」という解釈があったので、これは調べて見なくてはと思いました。

ウィキペディアで調べましたら・・


オカルト(occult)は、
[形容詞] 神秘的な・密教的な・魔術の・目に見えない。
[名詞] 秘学・神秘(的なこと)・超自然的なもの


カルト(Cult)は、
「崇拝」、「礼拝」を意味するラテン語 Cultus から派生した言葉で、元来は「儀礼・祭祀」などの宗教的活動を意味しており否定的・批判的なニュアンスは無かった。しかし現在では、反社会的な宗教団体を指す世俗的な異常めいたイメージがほぼ定着している。


やはり違いますね。


オカルトのほうはには、超自然という言葉がでてきます。
超自然とは「自然界の法則をこえた、理論的に説明のつかない神秘的なもの現象」と言うことですが・・つまり、今の科学では説明できない現象ということなのでしょう。


どうやら、そういうことに勝手に理由をつけて信じるのがオカルトと言うことみたいですね。


カルトは崇拝、礼拝、儀式という言葉が出てきますので、オカルトが考え方だとすると、それを基にして作り出した儀式や行動という事になるかもしれません。


カルト教団はそれなりに、いろんな儀式や行動目的を持っていますね。


人間の不安や恐怖につけ込めば、どんなオカルトなことでも創造できます。
それによって、マインドコントロールできるわけです。


スピリチュアリズムは心霊宗教でありカルトです。


だって、本当は霊など存在しないし、身体を失えば記憶も意識も失うからです。


もし、ビジネス絡みでなく、純粋に神様を信じているのでしたら、それは本当の信仰です。

神様は私たちを産みだした自然だし、超自然ではありません。

神様は元々形のない霊的な存在だし、それを意識して生きることは大切なことだと思います。

しかし、個人的な人間が肉体を失った後に、霊的な存在として永続するという考えは、どう考えても説明のしようがないしオカルトです。

ニューエイジ的な考えも、始めて知ったときは新鮮ですが、対処療法の薬のようなもので、人生の本当の意味での解決策にはなりえないものと思います。


私の立場は、普通の生活を一生懸命誠実に生きれば良いのではないかということです。


平凡、昔から言われてきている良識以外に行き着くところはないのではないでしょうか。


証明できないことを平気で真実として扱うのがオカルト、
それを宗教活動としてマインドコントロールして利益につなげているのがカルトということにしておきます。