今日(12日)、友人の働いている会社の社長さんから、その友人が自殺したという話を聞きました。

彼とは先日、電話で話したばかりなのでショックでした。

亡くなったのは、11月30日だそうです。
私が電話で話をしたのが11月20日で、その時から10日しかたっていません。

仕事上のことで悩んでいて相談を受けていました。
彼の友人のところへの転職の誘いもあるようなので安心していました。

病院にも通っていて『うつ』の診断を受けていはいました。
しかし、その時は、まだなんらかの希望は持っていたと思います。


会社には毎日来ていたと言います。
しかし、眠れないと赤い目をして訴えていたそうです。

私と電話で話していた時にもそれは訴えていました。


彼を死に至る病である絶望に追い込んだのは、眠れないことから来る身体的なストレスだと思いました。

死を選択するまでに身体的なストレスが大きくなってしまったのでしょう。
とにかく、楽になりたかったとしか考えられません。



心と身体はひとつのものですから、心のストレスは身体に出てきます。
その身体的なストレスが永遠に続きそうに感じてしまったとき、絶望を感じたてしまったのかもしれません。


私などでも、うまくゆかないことが続き、身体が疲労困憊しているときには、どうでもいいやという気分になることがあります。

でも、身体を休めて元気になれば、またやってみようという気持ちになってきます。


はっきりしない希望ですけど普通は生きている人はみんな持っていると思います。


希望を失わないこと・・・『夢見る力』を維持するために身体の健康はとても大切のような気がします。
まずは身体を休めること。

不安や嫌なことがあると、眠れないこともわかります。
でも、どこかで、心を切り替えないと身体を守ることができません。

たぶん、眠る前に考えても解決がつかない問題だと思います。
そして身体が疲れている時には良い考えも浮かんではきません。

とにかく、一度気を失って身体をリセットさせることが大切です。


私が眠れない時にすることは呼吸に意識を集中します。

まず、お腹を膨らませながら、息を吸い込みます。
そのまま、お腹を膨らませたままにして、今度は胸を膨らませて息を吸い込みます。

このように、二度に分けて息を吸い込みます。
これは意識を集中するためです。

次に吸い込んだ空気を脱力しながら吐き出します。

これを確認しながら行っているうちに、私の場合は寝てしまいます。


とにかく、身体を極度に疲労させてしまうと危険です。

思い煩わなければ、なんとかなりますj。
思い煩うことで、夢見る力を縛り付けてしまいます。


ノイローゼのように同じところを行ったり来たりしている思考ではなく、創造的な思考が生まれます。


まずは、身体を健全にしてリラックスすることです。


私の友人は私のことを思い出す余裕もないほど、不眠やストレスに心を奪われてしまったのでしょう。

そうなる前に、連絡をもらえなかったことが悔やまれます。


だれでも、いつ彼のような状況に追い込まれるかもしれません。
心や身体に違和感を感じたら早め早めに対処してください。

終わりのない苦しみはありません。
それを信じることです。


普段は漠然とした希望や夢をもって生きているに過ぎません。
普段から夢や希望を明確にして生きることが大切かもしれませんね。

そうして『夢見る力』を強化してゆきましょう。


ただ彼の冥福を祈るだけです。