生命あるものは刺激に対して反応します。

この反応を『意識』と考えました。

まず、無意識の次元で反応します。
ここで無意識が起こっています。

環境と心がであって・・・
刺激と生命が出会って・・

意識が起こっています。


顕在意識が気づく前にこの反応は起こっています。


仏教の話では縁起でしょうか?


顕在意識が気づくという現象は、過去の体験データがその時に参照される仕組みがあるからです。

生体内に記憶庫があり、その体験データが参照された時に顕在意識が起こります。


意識を魂と呼び、肉体を離れて存在するように考えるスピリチュアルな考えがありますが、それは間違いだと思います。


魂(意識)は、身体の身体と共に失われます。


魂は、書籍などのデータに残されてしか生き残ってゆきません。


来世を夢見てなんの行動も起こさなかった人々は生きていたことにはなりません。
人類のために何かを残そうと行動しなければ何も残すことができません。


私たちが文化を享受できるのは、意思を持って、何かを残そうとした人々がいたおかげです。


私たちの存在は生命という物質的な存在が基本です。
子孫がたえれば、魂とよんでいる働きも消失します。


物質的な存在として、行動し、文化を残してゆかなければ豊かな思考も生活も維持できません。


物質的な命は一回きりのものです。
あなたの魂も個としては一回きりのものです。


それを享受し大切にして生きてゆきましょう。