洗脳とマインドコントロールは一般的に区別されているのですが、本質的なところでは同じように考えられます。

しかし、日本語では、その二つをまとめて表現する適当な言葉がみあたりません。

でも、最近では『洗脳』という言葉でマインドコントロールをも含んで表しているように思います。


『洗脳』は行為で、『マインドコントロール』はその行為が成功した状態というニュアンスも感じられます。


『洗脳』という言葉はインパクトがありますので、広い意味で使ってしまったほうがイメージが湧きやすい感じもします。


そして、『催眠』も一時的な洗脳状態と考えることができます。
『催眠』が長期化したものが『洗脳』とも考えられます。


とにかく『心』が自分以外のものに操作され支配されている状態です。


私たちは、知らず知らずのうちに洗脳されています。
いろんな迷信を持っていることもそれに入ります。


洗脳されている状態も含めて『迷信』とすると、
『悟り』とは『迷信』から自由になることではないでしょうか?


そして、釈迦もイエスも、その当時の迷信である宗教から自由になった人たちではなかったのではないでしょうか。


現在のスピリチュアルリズムは過去の心霊主義への後戻りであり、再び迷信のなかに迷い込んでゆく『悟り』とはまったく逆の方向に向かっているにもかかわらず、悟りや至高体験を売りにしているところが気になります。


『迷信』から自由になること、それが『悟り』と考えてみてはいかがでしょうか。


洗脳とマインドコントロールの違いについて、考えてみたい方はこちらのページがわかりやすく、参考になるとおもいますので紹介しておきます。
http://www.excite.co.jp/News/laurier/love/E1338168883599.html