宇宙全体が一つの有機体のように常に変化し続けています。

その中で私たちも同時に変化しています。

私たちは宇宙のワンピースとして変化しています。

私たちは宇宙と一体ということでワンネスです。


私たちの皮膚の中も、皮膚の外もエネルギーで繋がっています。

内も外も合わせて有機体です。そして宇宙全体が一つの有機体です。

ワンピースが欠けても宇宙は存在できないという表現の意味もわかるような気がします。


万物が流転している一つの宇宙があります。
諸行無常というのが存在の真実です。

全てのものが繋がっていてエネルギー交換をしているということは、永遠普遍に個で存在する実体はなく、無我ということになります。

諸行無常というシステムを起こしている実体だけがそこに静かに永遠に存在しています。

それと私たちはひとつです。

そこには「時間」も「今ここ」もありません。

「今ここ」も時間の観念です。

私たちが経験したことを記憶して順番に並べてゆくと時系列ができます。

そこから起こった観念が時間です。

本当は変化し続ける実体がそこにあるだけです。

あなたという小宇宙の中でも、果てしない大宇宙の中でも同時に変化が起こっているのです。

ぽっかり空に浮かんでいる雲の中でもいろんな変化が起こっています。
 
それをぼーと見ているあなたの中でもいろんな変化が同時に起こっています。

それは同じシステムで起こっています。

私たちの存在の本質は変化そのものです。

そして私たちは自らも変化を起こして行ける存在です。

変化して行ってしまうことを嘆くより、創造の楽しさを味わうべきではないでしょうか。