言霊について
ウィキペディアには次のようにあります。


言霊(ことだま)とは、日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。言魂とも書く。清音の言霊(ことたま)は、森羅万象がそれによって成り立っているとされる五十音のコトタマの法則のこと。その法則についての学問を言霊学という。


言葉は目に見えない力(エネルギー)を持っているということでしょうか。


言魂と書いたときには
言葉は魂をもっていると言っているように聞こえます。


たぶん、魂の中には信念があると思います。
そして信念は言葉によって作られています。


言葉は思考となって信念をつくります。


一度、信念ができると、それを実現しようとします。
思考が現実化しようとする働きは潜在意識の中の魂の中にあります。


魂の中にはすでに言葉が入り込んで言いますから、
言葉自体が、魂を刺激して事を起こしてゆくようになります。


日頃、口にする言葉に注意しなければならない所以です。


潜在意識の中にはいろんな魂があって、どの魂が刺激されるかによって、起こってくる感情が違ってきます。

魂とは、思考の塊である信念です。


私たちは、この現実に生きていますが、現実自体は何の意味も無く、ニュートラルなものです。
というより、無限の可能性に富んでいるものです。

現実に意味を与えているのは、私たちの思考であり、信念です。


感情もその信念の投影であり、感情自体は現実ではありません。


すべては考え方から来ており、どんな信念を持っているかによります。


感情は信念的な思考を変えることによって変えることができます。

そのこと理性受け入れることがが悟りです。

もしあなたが、今、感情的に苦しんでいるとしたら、その原因はあなたの魂の中の思考である信念にあります。


よって、その苦しみは本当は幻影です。


苦しみの原因は言葉にあります。
今までに受け入れてきた、あるいは発してきた言葉にあります。


言葉は思考をつくり、思考はストリーです。

潜在意識の世界では、実際に起こっていることも、想像上のことも現実として感じられています。

私たちの潜在意識は存在の根源とつながっていて、そこはワンネスの世界です。



故に、自他の区別がつきません。
故に、実際に起こっていることと、想像上で起こっていることの区別がつきません。
故に、過去起こったこと、現在起こっていること、まだ起こっていない想像上の出来事の区別がつきません。

故に、善悪の区別もありません。

それが潜在意識が同一視が得意な理由です。

そして、その同一視が私たち理性を混乱させ苦しみを巻き起こします。


同じ言葉であっても、使う人によってまったく意味が違うことを理解しなくてはなりません。


潜在意識の中の、いろんな魂が蠢く闇の中に、分別智の光をあてることによって、苦しみから開放されることができます。


顕在意識が感情に揺り動かされないことです。

感情が現実と思っている限り、苦しみは続くでしょう。

感情は現実ではありません。
現実には本当は意味が無いからです。

その感情を作り上げているのはあなたの信念化して無意識化してしまった思考です。

思考は言葉から出来ています。
言葉は信念化することによって、力を持ちます。

そして、信念を変えることによって、起こってくる感情を変えることができます。

普段発する言葉、何を思考するかは重要な問題です。


言霊とは言葉の持っているエネルギーのことです。


良い言葉は良いことを起こし、
悪い言葉は悪いことを起こします。


正しく考え、正しく行動することによって、幸せになれるのではないでしょうか。