理屈で理解しても人間はなかなか行動しません。
ところが感情が動くと人はなんらかの行動を起こします。
感情は良いにつけ悪いにつけエネルギーを持っているからです。
一度、何らかの感情が起こってしまうと、意識ではなかなか変えることができません。
その理由は感情は潜在意識の働きだからです。
潜在意識の大きさに比べて、普段の意識である顕在意識の大きさは3%に過ぎないからです。
顕在意識と潜在意識は
ゾウ使いと、ゾウに例えられたりします。
ゾウが暴走したら、ゾウ使いはひとたまりもありません。
しかし、上手くコントロールすれば、ゾウをてなずけることもできます。
感情は意識の力によってコントロールする必要があります。
感情をコントロールする方法は、
心を切り替えるか、それでも収まらない時は受け入れて耐えます。
感情は何らかの刺激によって起こりますから、意識的にその刺激を取り除いてあげる必要があります。
意識がフォーカスしている対象を変えれば、感情が変わります。
感情は単純に条件反射で刺激に反応しているだけだからです。
しかい、その試みが有効なのは、ほんの感情が動き始めた少ない時間です。
一度感情が渦を巻き始めたら止めることができません。
場合によっては犯罪さえ起してしまいます。
魔が差したではすみません。
あなたの心の中にも大きなゾウさんが住んでいると思います。
まず、どんなときでも心を切り替えるスキルを身に付けておきましょう。
うまく使えば、幸せになったり、成功したりします。
意識が嫌な感情で満たされてしまったら、今していることを止め、すぐに他のことに気持ちを切り替えてください。
身体を動かすと、そちらに意識がフォーカスして有効です。
意識は二つのことにフォーカスできないからです。
どんな感情でも一時的なものです。永遠には続きません。
あなたも、あなたの中のゾウさんと上手く付き合って、幸せな人生を送りましょう。
感情に取られないことです。
早めに対処すれば3%の力しかない意識でも、97%の力を持っている潜在意識の力(感情)もコントロールすることができます。
意識が感情の原因を分析したりして深追いしないことが大切です。
あくまで意識が主役であることを忘れないようにしましょう。
意識が感情をコントロールするか・・・
感情が意識をコントロールするか・・・
どちらも可能なのが人間です。