誰でも自分があるでしょう。

自分ってなんでしょう。
どういう存在でしょう。

自分も自分の存在を感じているし、
他人も自分の存在を感じています。

家族が私と思っている自分。
他人Aさんが私と思っている自分。
他人Bさんが私と思っている自分。

私のことを知っている人の数だけの自分が存在します。

そして、一つとして同じに見えている自分はいません。

確固たるこれが私であるという自分が居ないわけです。

あなた自身が自分であると感じているようには他人は感じていないわけです。

しかし、それぞれが、それぞれの評価をしているわけです。

それぞれの人に映った、それぞれの自分の評価
全部が自分であるとも言えます。


それでは評価とは何から生まれるのでしょう。

評価はそれぞれの人とに関わりの在り方によって生じます。

つまり、どのようなコミュニケーションをとってきたか、どのように相手を評価し、どのような態度をとってきたかによります。

評価や態度の裏には思考があります。

もしあなた自身が、自分が以前とは変わったと感じた場合、何をもって変わったとかんじるのでしょうか?

もし誰かが、あなたが以前とは変わったと認識した場合、何をもって、変わったと判断するのでしょうか?


もし、あなたが、他人を変えることはできないが、自分自身なら変えることができると考えるならば、自分の何を変えることができると言っているのでしょう。

つまり、思考しかないですよね。

考え方を変えると、行動や態度が変わってきますから、他人からはっきりと変わったと認識されます。

行動や態度が変われば、他人のそれも当然変わってきます。

それによって人間関係は改善されたりします。
また悪く変わればこの逆もあるでしょう。

関係性の中で初めて自分があり他人があるのです。

だから自分と言う周りから区切られた確固とした存在はないということです。


そんな関係性の中で繋がって存在しているのが私たちです。


つまり私たちに変えるべきものがあるとしたら、コミュニケーション能力なわけです。

かと言って難しいことではないと思います。


本音で向かってゆけば良いのです。
感じたことを表現してゆけばよいのです。

喧嘩して仲良くなれば良いのです。

それを無くしてスピリチャラーの騒いでいるワンネスの世界は訪れることはないでしょう。

人生の質はコミュニケーションの質とも言われています。
今のあなたの現状は、いままでのコミュニケーションの結果です。

コミュニケーションの質を変えることによって人生を変えてゆくことができます。

本音で、諦めないで、誠実な態度で生きて行きましょう。