あなたは小学校に上がる前の自分のことをおぼえていますか?

私はほとんど覚えていません。
でも世界についてイメージしたことを覚えています。
世界といっても、その時点で私が知っている範囲でした。
父母の存在と、家と、家が存在してる町でした。
その町も本の一部しかわからない状態です。

それが当時の私の世界であり、世界観のすべてでした。

当時はテレビもありませんでしたし、生活圏以外の情報は入ってきませんでした。

小学校にはいる頃は言葉も覚え、言葉によって記憶量が増えてきます。

言葉や記憶が増えてゆくことによって認識力も増えてきました。

地球が円いと知ったのはいつ頃でしょうか?
宇宙があると知ったのはいつ頃でしょうか?

事実、移動手段が発達していなかった古代の人々は地球が丸いことを知らず、海の果ては滝になっていると考えていました。

交通手段が発達して地球が丸いものだと知ったあとも太陽が地球の周りを廻っていると信じていた時代もありました。

知らなければ世界はそのように見えるのです。
体験した情報をもとにして描き出しているからです。

私たちは、長い体験を通して学んだ物理空間に対する情報をもとに再構築した情報空間の中に住んでいると言えるでしょう。

それに心という感覚の得た情報が重なり合ったものが私たちの体験している現実です。

また、新たな体験を通して、新たな情報空間へと移動しているのです。

実経験が起こっているのは身体の末端の感覚器官上だけで、意識体験は情報空間で行われているということです。

実際の物ではなく、情報の世界ですから、『空』の世界に住んでいることにもなります。
その意味ではこの世は幻という解釈をすることもできます。
そして、その幻をみるための情報は実在する物との体験が元になっていることも確かです。

潜在意識とっては、今現在、実際に起こっていること(実在との接触)も、過去の記憶による想像も、どちらも同じ情報として処理しますから同等の価値ということになります。

同等の価値として処理し、身体に反応が起こります。

酸っぱいものを食べたイメージをもつと、唾液が出てきますし、作り物の映画で感動したときにも鳥肌が立ったりします。

あなたが蓄えた経験と知識という情報によって、あなたの世界は作られているのです。

物理的体験はほとんど同じだと思いますが、そのたのモノについては人それぞれです。

知識の量、言葉を操れる量によって体験する世界は変わっています。

そしてそれは情報ですから変えることができます。置き換えることもできます。

自分の心が描き出したものが世界です。
だから心と環境は同じものです。

世界は外にあるものではなく、あなたの持ち物なのです。

あなたが自由に変えることができます。
そして情報ですから他人に置き換えられてしまうこともあります。

情報の取り扱い、操作に注意しましょう。

人気ブログランキングへ応援いつもありがとうございます。


 人生を変える魔法 インナーチャイルドヒーリング シータヒーリング、NLP<神経言語プログラミ...