Dr.苫米地英人の『スピリチュアリズム』③

この③の動画では
②の動画の続きであるパソコンの自動催眠退行装置から入っています。

そこから私たちのリアリティーも記憶から成り立っている話に入ってゆきます。

退行催眠だけでなく、私たちが現実と感じている空間も記憶を合成して作り上げているという話になってきます。

一度見て記憶しているものは、改めて見るのではなく、記憶を当てはめて見ているだけと言うことです。
いちいち目の前の物を検証していたらエネルギーが枯渇してしまいます。

省エネです。

例えば、口しか動いていない動画があるとします。そうすると口のところだけ見ていて、動かない他のところは記憶でまかなえるわけです。

情報量として考えると、口が動いている部分だけの動画と、残りの動かない部分のスチールとして情報を遅れば情報を圧縮することができ経済的なわけです。

視点はポイントだけをチェックして移動するだけで、過去に蓄えた情報から全体を描き出しています。

それを幻覚と言えば幻覚です。
自分の中に蓄えられた情報を見ていることになります。

絵画や写真が成り立つのもそのためです。
二次元の世界なのに三次元の世界に置き換えて脳が認識しています。

絵画のデッサンを極めればそれが分かります。
ポイントに数少ない線を置いただけで空間が現れてきたリします。

あなただって、アマゾンの奥地や宇宙空間に行ったこともないのにわかりますよね。

本や写真などを見ただけで地球のイメージを作ってしまっているわけです。

五官で捉えたわけでもないのに宇宙空間まで分かった気になっています。

地球の裏側と言っても分かった気になってしまいます。

ですから、今、目の前に起こっていることだって、
全部見なくても作り上げられるのです。

そういう意味では『今ここ』で起きている事を正確に感じてはいません。

フォーカスできるのはわずかな部分だけです。
時間的な余裕も脳のキャパシティーがないからです。
認識に対して省エネになっているので他のことができるわけです。

わずかな部分を見るだけで全体を過去の記憶から再合成しているのです。
その意味でも『今ここ』に本当の意味であることは難しいです。

一つ一つフォーカスして言って、短期記憶に保持しながら全体を巡回するなんてどんなに時間があっても無理なことです。

やはり、長い間かかって収集した情報の記憶を利用して、そういうこととして片付けるほうが得策だということです。

だから、経験が異なる私たちひとりひとりは別な宇宙を見ているのです。
同じような日常を送っていればそんなに違うことはないと思いますが・・・

そして、それらの認識が起こるのは、歴然として存在している現実があるからです。
その現実が『縁』となって起こるのが体験です。

催眠とはその現実遮断して起こる幻覚であり、
私たちが普段見ている現実(幻覚)は現実に即して起こる幻覚です。

結局はすべて情報として処理しているのが私たちということです。

生体というか潜在意識はそのどちらにも現実として反応してしまうというのが苫米地さんの考えです。

そこから洗脳の問題がでてくるというわけです。


天使と悪魔の話もありましたね。
ジャンポルスキーの『愛と怖れ』の対比を思い出しました。


人間の遺伝子レベルでの恐怖を引っ張り出す技を学んだ人が悪魔と動画の中で言っていましたね。。
これが洗脳に利用できるので研究しつくされ秘技になっているようです。

その反対に快を追求したのが音楽など・・

進化の過程での経験が遺伝子に刻まれている故に感じる愛と恐怖でしょうか。

人間は恐怖にさらされると変性意識状態にになります。そこでストックホルム症候群に陥りマインドコントロールされてしまいます。
変性意識状態とは催眠状態です
この状態のとき潜在意識に直接情報を書き込まれる危険があります。

変性意識はちょっとしたことで起こるようですから注意しましょう。

動画の最後のころに出てきた、ハーレム男にかんする動画です。こんなに深刻です。


Dr.苫米地英人の『スピリチュアリズム』③

霊も輪廻転生もアセンションも恐怖を暗示しています。
そして私たちは素晴らしいことをしているのだという勘違いをし、仮想現実の中で生きて自分を失なってしまう危険性があります。


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