シンクロという言葉を最初に言い出したのはユングだと思います。

シンクロニシティーの略でフロイドには否定された概念です。
ユングはこの思いつきを証明しようと必死でした。

シンクロという言葉は、ご存知のようにスピリチュアル関連のサロンではよく使われています。

ユングはこの言葉を証明する機会を待っていました。

そして、その機会が訪れました。

ある日、なかなか効果があがらないクライアントの治療をしているときに、彼女が昔見た夢に付いて語り出した場面があったそうです。
そのお話とは『見知らぬ男性から黄金のスカラベ(黄金虫)を贈られた』というものです。
そのとき突然、窓を叩く音に気づき振り返ると、それは一匹の黄金虫だった。
窓を開けると飛び込んできたので、それを捕まえて彼女にこう言いながら渡しました。
『これが、あなたの夢にでてきたスカラベですよ。』と・・
彼女は夢で見たものと同じと思ってします。
それがきっかけで、頑迷な彼女の治療が一気に進んだというお話です。

あなたは、どう思いますこの話・・・?

たぶん黄金虫は黄金虫の都合で窓にぶつかっていたのでしょう。

もし、『黄金虫』の話題が展開していなかったら、スルーされてしまった事実です。

夢にでてきた黄金虫と同じものと認識したのも無理はないです。
夢に見たものは象徴的なものでどうにでも解釈(認識)できるからです。

ユングに突然『あなたが夢に見たものと同じものです』と宣言されることによって、催眠状態に入っています。

もちろんユングも催眠状態です。シンクロ存在するというという仮想現実の世界に入っていたからです。

もちろん、偶然の一致的なできごとは本当は日々起こっているのでしょう。

ただ、それに意識がフォーカスしているときにだけ気づくことが出来ます。

電話をかけようとしているときに相手から電話がかかっくることは、シンクロを信じる前からあったはずです。ただグッドタイミングでスルーしていただけです。

シンクロにフォーカスし神や天使の采配を信じることによって、見落としてしまう、その他の大切なものを見落としてしまう危険性もあります。

夢ゆめ誰かの作った仮想現実に引き込まれないように注意しましょう。

ちなみに、神様は君はスピリチュアルを勉強しているので、有利に采配してあげようなどとは想いません。


『求めよされば与えられん』と言っても,
『天(神)は自らを助くるものを助く』です。

一生懸命やればサジェスチョンだけは与えてくれるということです。
潜在意識の働きを人格化して喩えた話です。


だから、ユングが自分の仮想現実を一生懸命証明したいと努力していたので、それを証明する情報に潜在意識がアンテナを張ってくれていたので、黄金虫をスルーしなかったのです。

家や部屋を探しているときに、普段は気付かなかった、不動産屋さんの看板がかってに目に付くのと一緒です。

あなたを覚醒させる▲スピリチュアルメッセージ応援いつもありがとうございます。