ブラックボックスって言葉知っていますか?

テレビやパソコン
ブラックボックス化されていますよね。

中の構造がわからなくても、簡単なボタン操作で誰でも使えるようになっています。
中の構造や仕組みを理解しないと使えないのでは大変ですよね。

潜在意識の奥の方もブラックボックスがあります。
そこは働きだけしかうかがい知ることができません。
でもあたしたちは、無意識のうちに使っています。

その働き自身も、自分の働きを知りません。
知らないけれど、何でも知っている存在。
本当に矛盾した存在です。
無分別智と言うやつです。

知るという行為さえ必要がない世界なので、知らないと表現しました。

その働きの名前は『無明』・・・
その性質は『渇愛』

無明とは無知ではありません。顕在意識に明らかにされていない言うだけの意味です。


仏陀が見た深淵・・
私たちの心の奥のほうにあるブラックボックス。

私たちは、これを神とか仏とか呼んでいます。
宇宙の謎のすべてを知っているので、知るという行為が必要のない部分です。

部分と書いたのは私たちの一部だからです。

私たちの顕在意識は分別知で成り立っていますが、
私たちの心の奥の方では、すでにすべてを智っているのです。

叡智などとも言いますね。

私たちが世界を理解できるのは根っこにそれがあるからです。

というより私たちの顕在意識は、潜在意識に根をはやした木々のようです。

思索の根をそこに伸ばして、そこから知恵をいただいています。

しかし、ず~と奥の方はブラックボックス。
絶対に知ることはできません。

働きだけを垣間見ることができるだけです。

創造を起こして、それを観察している真の私たち自身は観察できないブラックボックス。
そのブラックボックスこそが本当の私たち・・
観察者自身の立場で観察者自身を観察することができません。

そこで私たちは自分を分割して他人を創造しました。
他人、あるいは環境を鏡にして自分自身を観察しようとしたのです。

観察に使うのは顕在意識の思考です。

顕在意識は自我としての私たち。
本当の私たちの本体は潜在意識の中のブラックボックス、真自我です。

ブラックボックスの中には思考はありません。
その中には『答え』しかありません。

思考の対象とならない、
不可思議なところです。

顕在意識である私たちは思考することが仕事です。
私たち自身がなんであるか、表現してゆくことが仕事です。

一度バラバラにした自分たちをつないでゆくこと。
それが愛です。

つながろうとすること
愛が原動力となっています。

私たちはだいたい、つながれないこと、自分自身が理解されないことが苦しみの原因となっています。

その苦しみもジグソーパズルのワンピースです。
必ず、ピッタリと収まる場所があるはずです。


私もこうしてジグソーバズルのワンピースを埋めようとしているのかもしれません。

おとぎ話を聞いてくれてありがとう。
あなたを覚醒させる▲スピリチュアルメッセージ応援いつもありがとうございます。