ジェームス・アレンの『原因と結果の法則』は『思いと環境』がテーマになっています。

自己と環境は切り離せない密接な関係にあるということを繰り返し繰り返し言っています。

ここではスピリチュアルンなイメージでしたが、物理的な現実の中でもそれは言えることです。

私たち人類は大気圏を越えて宇宙にまで進出するようになりました。

このままでは行けないので、宇宙船に乗ったり、宇宙服を着たりします。

擬似環境を身につて行くわけです。

彼らが地球に戻ったとき、長い時間をかけてリハビリをするのをご存知ですか?

極端に言えば病気になって帰ってくるのです。
地球上の病気のいろんな症状が出ます。

運動不足?
筋トレは宇宙船の中で結構やっているはずです。

なにが足りなかったかというと重力なのです。

あの月さえ繋ぎ止めている強力な力です。
かと言って、私たちの手足が磁石のように地上にくっついて離れないということはない不思議な力です。

人間の健康にはこの重力が重要な働きをしています。宇宙飛行士たちの経験から構造医学という学問が生まれ、それを解明しています。。

この重力に抗して生きていられるのが健康と言うことです。

私たち人類は、地球上の1Gという重力の中で進化してきました。
1Gという重力とのバランスをとりながら進化してきました。

これは変更のできない事実です。

私たちはこの環境の中でしか生きることができません。
私たちだけを取り出すことはできません。

重力によって、空気も地上に引き止められています。
そして地上の空気は一気圧に保たれています。
この気圧が下がったら、私たちの身体は内圧によって膨れ上がり破裂してしまいます。

こう考えると、私たちの存在というものは、存在として機能している単位を考えると地球規模になってきます。

環境も含めて自己ということになります。

環境から自己を分離できないということは、私たちが思っているような個としての存在はないということになります。

仏教で言うところの諸法無我ですね。
すべての存在には、我と呼べるような主体(境界線)がないということです。

無我なのに皮膚から内側の部分を自分だと思って守ろうとすることは間違った考え方です。

私たちの潜在意識は私たちがワンネスであることを知っています。潜在意識は一人称しか知りません。
誰かを憎むことは自分を憎むことです
自分を愛することは、みんなを愛することです。

本当は二人称、三人称はありません。

無いものねだりは苦しみを生みます。
我執は無いものねだりです。
恒常・不変の自我が実在するという考えです。

それは幻想です。
単独で、恒常的に、不変で存在するものは何もないからです。

宇宙意識だけが、生まれることもなく、滅することもなく永遠に存在しています。

私たちの本質は宇宙意識です。
私たちはみんなつながっていて一つのものです。

『憎いあいつ』もあなたですよ。
二人称、三人称で考えるから憎いだけです。

憎しみは攻撃です。
本当は一人称しかないから自分しか攻撃できない。
その憎しみの嫌な気分は自分で自分を攻撃して受ける痛みです。

みんな隣の神様で、いろんな事情があることを許してあげましょう。


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